院長コラム

2016.10.20

ウイルスについて

少し前まではあまり秋を感じさせない気候でしたが、このところ急に気温が下がり、急に冬が近づいていることを実感させられるようになりました。気温が下がってくると、活発になるのがウイルスです。今年は小児の肺炎の原因にもなるRSウイルスが例年以上に流行していることがニュースになっていますが、そうなるとインフルエンザウイルスの流行も心配になります。

インフルエンザワクチンを打っても免疫がつくのは2週間はかかるので、流行期の前に予防接種を受けることをお勧めします。また、消化器でいうとノロウイルスの感染も心配になる季節です。とても感染力の強いウイルスですが、しっかりと手洗い・うがいをすることで十分に予防できるようになります。

どのウイルスに対しても、手洗い・うがいが一番有効な予防対策であることには間違いありません。